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Neurophet社、多発性硬化症の分析機能を搭載した「Neurophet AQUA」、米国FDA 510kを獲得

 

 

2024年11月26日

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脳委縮の分析以外に、多発性硬化症(MS)及び白質変性の分析機能まで含めて認証完了

脳疾患の画像AI(人工知能)ソリューション専門企業のNeurophet(ニューロフェット)社は、多発性硬化症の分析機能が追加搭載された脳神経退化画像分析ソフトウェア「Neurophet AQUA」が、米国食品医薬局(FDA)から510k Clearance(市販前の申告)を受けたことを25日発表。

Neurophet社は、去年5月Neurophet AQUAに対して最初の510k Clearanceを受けたことがあり、これはMRIにて撮影するT1及びT2-FLAIR画像の中でT1を主に活用した脳委縮の分析に対する認証であった。今回の認証は、Neurophet AQUAのアップデートバージョンに対する認証で、T2-FLAIR画像で確認可能な多発性硬化症及び脳の白質変性を分析する機能を含む。

Neurophet AQUAは、脳MRI(磁気共鳴画像)をAI技術で分析し、アルツハイマー病などの神経退化疾患から観察される脳の萎縮と白質の編成を分析する医療機器である。

Neurophet AQUAの多発性硬化症の分析技術は、病変と構造を定量分析して、病変の個数と体積を確認しておの変化量を計算する。特にT2-FLAIR MRIの2D、3D及び1.5T、3.0Tの画像化方式でも使用可能で、3D T1の画像無しでも脳の領域別の容積分析を提供できるところが特徴である。

多発性硬化症の診断の際に、最も必須的な検査はMRI撮影で、血液検査や脳脊髄液検査との組合せで実施することもある。多発性硬化症は再発の可能性が高く、持続的なMRI撮影による予後観察が必要である。

同社の共同代表取締役のビン・ジュンギル氏は、「Neurophet AQUAの多発性硬化症の分析技術が、診断及び予後観察の段階で医療スタッフの業務効率性と利便性を大きく向上させるなど、活用度がとても高い」とし、「多発性硬化症が北米、欧州の白人から最も多く見られる疾患であるため、今回の認証を足掛かりにして、米国と欧州などのグローバル市場での位置づけをより強化していく」と述べた。


※本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」又は下記の連絡先へご連絡お願い致します。

 
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
TEL :+82)31-605-2039
E-mail : pl@seoilenm.com
ソース:韓国『Medigate News』https://www.medigatenews.com/news/1445707670