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Neurophet社、国際学会でAI基盤の脳画像の分析技術を紹介

 

 

2024年3月4日

国際アルツハイマー病-パーキンソン病学会に参加、Neurophet AQUA、Neurophet SCALE PETを展示

 

Neurophet(ニューロフェット)社が国際アルツハイマー病-パーキンソン病学会(International Conference on Alzheimer’s and Parkinson’s Diseases and related neurological disorders, AD/PD 2024)に参加すると3月4日に発表。

 

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<写真:ニューロフェット社のADPD 2024参加ポスター>

 

今回の学会でNeurophet社は、アルツハイマー病の治療薬の副作用の分析及び、アミロイド陽性の予測など、今後リリース予定であるアルツハイマー病治療薬関連の技術を披露する。
特に、アルツハイマー病治療薬の副作用の分析技術は、来訪者たちが現場で直接体験できるように試作品を試演する予定である。

これとともに、ブース展示を通じて脳神経退化の画像分析ソフトウェアの「Neurophet AQUA(ニューロペット・アクア)」と、PET画像自動分析ソフトウェアの「Neurophet SCALE PET(ニューロペット・スケールペット)」を紹介する計画である。

Neurophet AQUAは、アルツハイマー病患者の脳MRI(磁気共鳴画像)から発見される脳委縮及び血管退化による白質変性を分析し、Neurophet SCALE PETは、PET(陽電子放出断層撮影)の画像を活用して、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβたんぱく質の脳の細部領域別の沈着程度を定量的な数値として提供する。

レカネマブ、ドナネマブのようなアルツハイマー病の治療薬は、脳に蓄積されるアミロイドβたんぱく質を除去する抗アミロイド抗体治療薬で、治療薬が投与された患者に「ARIA(Amyloid-Related Imaging Abnormalities、アミロイド関連画像異常)」の副作用が発生する問題点がある。

Neurophet社は、ARIAに対する分析が可能な技術を保有していて、今後ARIA分析を含めてアルツハイマー病のトータル治療ソリューションをリリースする計画である。

また、アミロイドβたんぱく質の脳皮質への沈着有無を確認するためにアミロイドPET画像撮影を行うが、そのアミロイドPET画像の撮影の前に、MRIの分析のみでアミロイド陽性リスク群を早期に予測する技術を開発している。

これは、無駄なアミロイドPET撮影による医療費用を低減させ、アルツハイマー病の治療薬の臨床試験過程でもその費用と時間を節減できる臨床支援分析サービスを提供するとの戦略。

Neurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏は、「アルツハイマー病治療薬の臨床試験から処方、副作用のモニタリング、予後観察において当社の脳画像分析技術が中核的に活用されると期待している」とし、「当該市場の攻略のために技術の高度化及び治療薬関連ソリューションの事業化に全力を尽くす」と述べた。

また、「今年初めて参加するAD/PD学会の現場で、数多くの潜在顧客との面談を通じて、当社の独歩的な脳画像分析技術を積極的に知らせ、海外事業の成果を高める機会になれるように努力する」と付け加えた。




※本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」又は下記の連絡先へご連絡お願い致します。

 
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
TEL :+82)31-605-2039
E-mail : pl@seoilenm.com
ソース:韓国『Medicaltimes』https://www.medicaltimes.com/Main/News/NewsView.html?ID=1157701