TALOS社、「ソウルバイオハブーロシュ・ダイアグノスティックス デモデイ」で優勝
2025年10月17日
健康検診データだけで脳疾患のリスクを予測する「ANRISK」技術に注目
グローバルヘルスケア企業ロシュ・ダイアグノスティックスとの協力機会…「予防医学の新たな転機を期待」

人工知能基盤の医療ソリューション企業の株式会社TALOS(TALOS Corp.)が、今年ソウルバイオハブとロシュ・ダイアグノスティックスが共同開催したデモデイ(Demo Day)で最終優勝した。
TALOS社は、今回のイベントでAI基盤の脳動脈瘤発病リスク評価サービス「ANRISK」を披露して、審査委員団と業界の専門家からの注目を集めた。
特に、ANRISKはMRIやCTのような脳画像検査なしでも、健康診断データだけで脳動脈瘤の発病リスクを予測できることから高い評価を受けた。
TALOS社の技術は重症の脳疾患の早期発見が困難な現実の中で、検診への接近性と予測精度を同時に高められる革新的なソリューションとして挙げられる。審査委員団は「AIの医療への適用可能性を実質的に拡張させた事例」とし、「国内外の市場で十分な競争力を持っている技術」と評価した。
今回のデモデイでの優勝により、TALOS社はグローバル企業ロシュ・ダイアグノスティックスとの協力機会を得て、ソウルバイオハブの後続支援プログラムを通じて技術の高度化と海外進出を推進する計画。
ソウルバイオハブの関係者は「革新スタートアップ企業とグローバルヘルスケア企業が共に成長できるプラットフォームとして意味がある成果」と強調した。
TALOS社は「ソウルバイオハブの革新生態系とロシュ・ダイアグノスティックスのグローバルネットワークを基に、AI予防医学分野の新しい標準を提示する」とし、「国内を乗り越えて世界市場でも医療スタッフと患者の皆が信頼できるソリューションとして位置づけしていく」と意志を表明した。
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ソース:韓国『保健ニュース』http://www.bokuennews.com/news/article.html?no=267440