2026年7月13日
京畿道始興市正往洞に位置しているセントラル病院の内視鏡室。大腸内視鏡のカメラがゆっくり動きながら通る瞬間、画面に黄色い表示が出た。医師がカメラを回して詳しく確認したら微細な大腸のしわの裏に隠されていたとても小さい病変一つが現れた。どんなに集中して観察しても目では判別が難しい超微細病変をAI内視鏡が先に把捉したこと。
始興市・安山市地域の「包括2次総合病院」である当病院は、昨年から様々な医療AIを導入して患者を診療している。内視鏡検査に使用するWAYCEN(ウェイセン)社の「WAYMED ENDO」は胃腸・大腸の画像をリアルタイムで連動してポリープやがんと疑われる部位を見つけ出す。AIが学習したデータを基に病変の位置と発生可能性を分析しながらポリープの発見率(PD)を従来より13.7%高めて、特にアプローチが困難なしわの間の病変や瞬間的に見逃したポリープまで探知して即時に知らせてくれる。内視鏡検査の過程で医療人の画像読影をサポートし、検査の精度と一貫性を高めたと評価される。
救急室では脳CT画像を分析するCoreLineSoft(コアラインソフト)社のAIソリューション「AVIEW Neuro CAD」を活用している。救急患者が入ったらAIが脳出血と疑われる部位を自動で見つけ出し、出血量まで分析して医療人が素早く患者の状態を把握するようにサポートする。短時間内に数多くの患者を診療しなければならない救急室の特徴上、重症患者の選別と治療の優先順位の決定に役立っている。
入院病棟ではAIが患者の生命を24時間監視する。セントラル病院が全病床に導入した「thynC」は、患者が着用したウェアラブルデバイスを通じて心拍数、呼吸数、酸素飽和度などの主要バイタル信号をリアルタイムで収集・分析する。異常兆候が感知されたら即時に医療スタッフにアラームが伝送されて、患者の状態が悪化される前に先制的な対応が出来る。当病院の看護師長のウォン・ヨンヒ氏は「夜間にも患者を起こさないままで生命兆候のチェックができ、蓄積されたデータを基に患者の状態変化を一目で確認できる」とし「過去は集中治療室でしかできなかったレベルのモニタリングを、一般病棟まで拡大したこと」と述べた。
セントラル病院のキム・ビョングン理事長は「AIの発展は医療人の合理的な判断を補助し、迅速かつ正確な協業を可能とすることに大きく寄与している」とし、「AIシステムの導入により診療環境を患者中心でより細密化し、患者の安全を最優先とする地域代表拠点病院の役割を強固にしていく」と強調した。
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