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SEOIL E&M社、脳疾患画像AIスタートアップ「ニューロフィット」AI脳画像分析ソリューション... 日本近畿大学に導入を成功させる

作成者: Team|Jul 20, 2023 8:06:47 AM


2023年05月02日

第4次産業革命分野のスタートアップの日本市場進出を支援するSEOIL E&M社のチェ・ゴンス氏(代表)が、主力分野の一つであるデジタルヘルスケア分野で本格的な海外攻略に乗り出した。

SEOIL E&M社は、韓国の脳疾患映像人工知能(AI)ソリューション専門企業であるニューロフェット(Neurophet社のビン・ジュンギル氏・代表)の製品を日本の近畿大学医学部に供給する契約を締結したと2日明らかにした。今回の契約を通じて、ニューロフェットはアジア最大の医療機器市場である日本市場進出のために橋頭堡を設けることになった。

契約を成立させたSEOIL E&M社は、1996年の設立以来、先端産業の素材部品を始め、AI、ヘルスケアなどで事業分野を拡大し、韓国と海外企業間のビジネスプラットフォームの役割を遂行してきたグローバル市場進出支援スタートアップ専門商社だ。

昨年12月には、日本5大商社の一つであるグローバル企業マルベニグループにニューロフィット社を紹介し、現地総販契約を締結した。他にも韓国のヘルスケア及びAIテック企業を日本の大手企業に紹介し、日韓両国のビジネス架け橋の役割を果たしている。

日本市場進出に成功したニューロフィット社は、2016年から人工知能(AI)技術を基盤に「診断、治療ガイド、治療」の全周期にわたる脳疾患ソリューションを開発した専門企業だ。今回の契約を通じて供給したニューロペットアクア社の「Neurophet AQUA」は、脳MRI(磁気共鳴画像)をAI技術で分析し、アルツハイマー病や血管性認知症など神経変性疾患で観察される脳の萎縮と白質の変性を分析する脳画像分析ソフトウェア医療機器だ。AIエンジンにより、あらゆる人種、年齢、性別に関係なく、5分で脳画像の分割・分析ができる。

近畿大学は、医学から芸術まで様々な学科がある(15学部49学科)日本有数の私立総合大学だ。関西の私立総合大学としては唯一の医学部があり、世界の医学部ランキングでも上位に位置している。今回の「Neurophet AQUA」導入により、脳疾患の画像解析を専門とする医学部放射線医学教室(放射線診断学科)の石井一成教授を中心に、認知症などの脳疾患の診断と臨床研究を進める予定だ。

一方、SEOIL E&M社は、今回の成果を基に韓国を代表するスタートアップ専門商社としての地位を固める計画だ。SEOIL E&M社と業務協約を締結したパートナー社数は、韓国と日本でそれぞれ100社、70社以上であり、持続的に増加している。

これまでに日本のパートナー企業に紹介した韓国のスタートアップ製品は350社以上に達する。今年4月にはペット体外診断キットを日本市場に供給し、早ければ第4四半期に現地の医療機器認証をとり、ウェアラブルヘルスケアデバイスも販売する予定だ。また、日本の大型医療機器専門商社(上場企業)とは業務協約を進行中だ。

SEOIL E&M社のチェ・ゴンス氏(代表)は、「近畿大学医学部との契約は、デジタルヘルスケア分野でスタートアップ専門商社であるSEOIL E&M社の能力を発揮できた事例」と語った。



※本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」又は下記の連絡先へご連絡お願い致します。
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
TEL :+82)2-6204-2033
E-mail : pl@seoilenm.com
ソース:韓国『人工知能新聞』 https://www.aitimes.kr/news/articleView.html?idxno=27924