人工知能(AI)基盤のペットヘルスケア企業「AIforPet社」が最近、中国・米国で自社の技術を紹介した。グローバル企業としての成長が注目されている。(AIforpet社提供)
2023年08月19日
政府がペット関連事業を2027年までに15兆ウォン規模に成長させるという目標を掲げている中、AIforPet社は人工知能(AI)を基にペットヘルスケア業界1位企業への跳躍の意志を示した。最近、中国・米国で自社独自の技術を紹介し、グローバル企業としての成長が注目されている。
チョン・ファンギュン農林畜産食品部長官は14日「ペット関連事業育成のための企業懇談会」で「ペット関連事業は新たに浮上する将来の食事業だ」とし「2027年15兆ウォンまで成長させる計画だ」と強い意志を示した。
この日の懇談会で AIforPet社はスマホでペットの健康状態をチェック・管理するペット用ヘルスケアアプリ「TTケア」を披露した。「TTケア」はペットの目・皮膚・行動などを撮影して人工知能(AI)で分析した後、健康状態を通知し、リアルテストで専門医とオンライン健康相談が出来るサビースを提供するアプリだ。
特に、6月に新しく発売された「TTケア(人工知能の関節健康サビース)」 はユーザーがアプリでペットの歩きを3秒以上撮影するとAIが関節の動きを分析し、関節の異常に対しての分析結果を提供する。
ペット(愛犬)の歩く様子が普段と異なる場合、関節、靭帯、筋肉などの異常や感染、腫瘤などが疑われる。しかし、獣医学に関する知識がないとその異常に対しての早期発見が難しく、手術が必要となるほど病気が悪化する。
AIforPet社はこのような問題に着目し、開発した「TTケア」にはAIの分析機能が搭載されている。ペットの歩き方を簡単かつ正確に判断してペットの健康状態を早期に把握し、治療にかかる費用や時間を削減することができる。
また、去年7月には韓国初のペット専用フィルム型栄養剤商品を開発したMEPET社と合併し、ペット・デジタルヘルスケア業界の注目を集めた。AIforPet社は存続会社としMEPET社を消滅会社とする吸収合併を完了した。 合併の期日は今月21日だ。
AIforPet社は今回の合併を通じて既存のAI基盤のペット健康チェック・管理及び獣医との非対面相談(遠隔相談)サビースアプリサビースを含め、ペットにカスタマイズされた健康管理商品と金融管理サビースまで提供するペット健康管理総プラットホーム領域へ事業を拡大し、二つの事業を連携することによってこ事業シナジー効果を狙っている。これを基にペットヘルスケア1位企業への跳躍も目指す方針だ。
今月には中国への進出を含めグローバル進出に対する強い意志を示した。 AIforPet社は16日から20日まで中国上海で開催される「2023年上海ペット用品展示会(Pet Fair Asia2023)」に参加し、自社の技術力を披露した。 AIforPet社は中国ペット事業の最新動向である「ペット用品のスマート化」コンセプトにに合わせた自社のアプリ「TTケア」を紹介し、自社製品の技術力、利便性、実用性などについてアピールした。
AIforPet社の関係者は「今回のチャンスを皮切りにAIforPet社の人工知能(AI)技術を披露し、今後も 自社独自の技術力を基に中国市場への進出に乗り出し、世界から注目されるペット健康管理総合プラットホームになるため万全を期す」と述べた。
さらに、AIforPet社は米国で受賞し、グローバルペットヘルスケア企業としての意志を固めた。 AIforPet社のアプリ「TTケア」が18日米国の主要ペットアワードの一つである「2023年ペットイノベーションアワード」で「今年のペットケアソリューション」部門を受賞した。
AIforPet社は今年1月2ヵ所の現地病陳と提携し、米国内でペットデジタルヘルスケアサビースを開始した。現在は7カ所に増え、拡大運営している。
AIforpet社のハ・ウンア代表 は「2023年イノベーションアワードで韓国企業としては初めて受賞し、従業員の努力が認められて嬉しい」とし「今後、AIFORPETの技術力を基にペット保険、慶もの、診療、美容などペット産業内の様々な企業と協力し、影響力を拡大していく計画を推進している」と述べた。
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
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ソース:韓国『enewstoday』 http://www.enewstoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=2029876