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Neurophet社、「7月25日KOSDAQに上場予定…脳疾患AI先導企業として生まれ変わる」

作成者: Team|Jul 16, 2025 2:07:48 AM

 

 

2025年7月12日

<IPO関連記者懇談会でのNeurophet社の共同代表のキム・ドンヒョン氏(左)、ビン・ジュンギル氏(右)>

脳疾患の診断-治療人工知能(AI)の専門企業のNeurophet社は、7月11日、ソウル汝矣島で株式公開(IPO)の懇談会を開催し、KOSDAQ上場後の成長戦略を明らかにした。

Neurophet社の総公募株式の数は200万株で、1株当たりの公募希望価格は1万1400ウォン~1万4000ウォン、総公募金額は228億ウォン~280億ウォン。

7月4日から10日まで機関投資家を対象にして進めた需要予測を通じて公募価格を確定、15日と16日の両日間一般投資家を対象にして応募を進める予定である。以後、7月25日にKOSDAQ市場に参入する予定である。

Neurophet社は、脳画像分析ソリューション及び、治療医療機器の研究開発専門企業である。光州科学技術院(GIST)で次世代ニューロ・ナビゲーション・システムを開発したビン・ジュンギル氏とキム・ドンヒョン氏が2016年3月に創業した企業で、この二人は現状同社の共同代表取締役である。

主要製品としては、脳神経の退化についてMRI(磁気共鳴画像法)画像分析SW「Neurophet AQUA」、PET画像の定量分析SW「Neurophet ScalePET」、認知症治療薬の処方と治療効果・副作用のモニタリングSW「Neurophet AQUA AD」などを保有している。

他にも脳卒中とうつ病などの脳疾患の症状を改善したり治療するための、脳電気刺激向けの画像治療計画SW「Neurophet tES LAB」と、非侵襲型の脳電気刺激機器「Neurophet innk」を開発して、治療分野まで事業を拡大している。

グローバル市場への進出にも速度を上げる計画。韓国内17件をはじめ、米国5件、欧州1件、日本6件、シンガポール5件、タイ1件などの許認可を獲得し、追加で16件の許認可を進めている。

又、グローバル製薬会社からの新薬開発臨床試験の画像を専門的に解析するイメージングCROサービスも提供している。現状、イーライリリー、ロシュとのデータ共有及び研究協力を締結していて、連携事業をだんだん拡大していく見込みである。

Neurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏は「当社は脳疾患の診断から治療の領域まで、全サイクルにわたるAI医療ソリューションを保有している」とし、「製薬会社との協業とイメージングCRO分野の事業開発を加速化して、グローバル市場を本格的に攻略していく計画である」と述べた。

一方、上場を通じて確保した公募資金は、主要ソリューション中心の製品高度化を含めた研究開発、海外事業拡大のための協力会社・代理店のネットワーク強化とマーケティング活動などに活用する計画。

 
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ソース:韓国『AI TIMES』https://www.aitimes.com/news/articleView.html?idxno=200574