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健康ケアから身元確認まで…ペットテックもAIが主流

作成者: Team|Oct 20, 2023 5:52:23 AM

 

2023年10月20日

 

<gettyimagesbank>

ホームカメラ、自動飼料機等に限定されていたペットテック市場に人工知能技術が拡散している。ペットテックとは伴侶動物(ペット)と技術(Technology)の合成語で、ペット関連商品及びサービスに先端技術を組み合わせたものを意味する。

ペット市場の成長に伴い、ペットテックがペット産業の核心分野として浮上する中、健康ケアから行動分析や身元確認までAI技術が適用される傾向が高まっている。

市場分析会社のグローバルマーケットインサイトによると2020年グローバルペットテック市場規模は55憶ドルで(約7兆5,000億ウォン)を超え、2021年から2027年まで年平均成長率20%を上回ると予想される。ミレアセット証券は2020年57憶ドル(約7兆⒏000億ウォン)から年平均25%ずつ成長し、2027年には272憶ドル(37兆170億ウォン)になると予想した。

農林畜産食品部は今年8月に発表した「ペット関連産業の育成政策」ではペットフード、ペットヘルスケア、ペットサービス、ペットテック等を4大主要事業に選定した。ペット企業育成のために投資を行い、動物登録データを今年下半期中に公開する予定だ。

産業界はスタットアップから大手企業までペットテック市場に参入している。SKTは去年9月AI基盤の獣医画像診断支援サービス「エクスカリバー」を発売した。エクスカリバーは獣医(ユーザー)がペットのX線(レントゲン)写真をクラウドサーバーにアップロードするとAIがX線写真に対する分析を行い、その結果を通知するサービスで現在まで全国200ヶ所以上の動物病院で使われている。

SKTは今年下半期中にエクスカリバーのサービス範囲を広げ、腹部疾患(16種)まで拡大する予定で、サービス対象の範囲も猫等のペットまで拡大していく予定だ。SKTは最近、ソウル市の獣医師協会と業務協約(MOU)を締結し、ソウル市所在の700ヶ所以上の動物病院にエクスカリバーを提供するなどAI基盤のペット診療サシステムの普及のため協力することにした。

ペットヘルスケア専門企業のAIforpet社はAI基盤のペット健康ケアアプリ「TTcare」を運営している。韓国初の動物用医療機器画像診断支援ソフトウェアとして登録されたのに続ぎ、世界最大級のテック展示会「CES」で2年連続革新賞を受賞した。

「TTcare」はペットの目や皮膚、歩き方等を撮影するとAIがそれに対する分析を行い、異常兆候があると通知するサービスだ。異常を見つけた後、すぐに来院が難しい場合にはアプリ内の専門医師との相談サービスに繋がり、アドバイスを求めることが出来る。

ペットスタットアップPetpeotalk社が運営する「DOGIBOGI」はAI基盤の行動分析ペット監視カメラだ。SIM無しスマホをペット専用監視カメラとして活用すると活動量、吠え声及びハウリング、領域検知等に関する行動を分析し、その結果を提供する。Petpeotalk社は今年3月中小ベンチャー企業部が主管する民間投資主導型の技術創業支援プログラム「TIPS」にも選定された。

ペット・メタバース・アバター専門企業PETAVERSE社は今年2月AI基盤のペット身元確認技術(Pet FACE ID)を登録したのに続ぎ、最近は米国特許を取った。ペットフェースIDはペットの写真、動画等をもってペットの種から特定のペットの身元情報を確認する技術だ。

PETAVERSE社は自社の技術を活用し、遺棄及び行方不明となったペット探しサービスを導入し、公益活動を推進する計画だ。これと共にペット育成アプリ「Hellopet2.0」にも適用することにした。ユーザーが自分のペットを指定すると犬種を認識し、最も類似したペットキャラクターを生成し、スマホでいつでもどこでも共感できるアプリを発売する予定だ。

PETAVERSE社は顔認識技術がペット保険等の応用産業分野で大きく活用されると期待している。



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ソース:韓国『dailypop』 https://www.dailypop.kr/news/articleView.html?idxno=72332