2023年11月23日
＜SK C&C、Neurophet社とパートナーシップ締結＞
SK C&Cは23日、脳疾患画像AIソリューション専門企業Neurophet社と「脳疾患AI拡張ための戦略的業務協約」を締結したと明らかにした。
2016年に設立されたNeurophet社は人口知能(AI)を基盤に脳疾患の診断・治療ガイドなどライフサイクルに渡る脳画像分析ソリューションを研究・開発する企業だ。
脳画像を超高速で分析・分割し、人ごとに異なる脳の構造を精密に分析する人工知能エンジン「Neurophet社のSegEngine」を用いて、脳疾患のソリューションを開発している。今回のパートナーシップは脳出血、脳梗塞、脳動脈瘤、認知症などの脳疾患分野に置いてAIソリューションを用いた製品を増やして、脳疾患の診断や治療ガイドなどライフサイクルに渡るサービスを医療機関に提供することを目指している両社のニーズが一致して締結された。
脳血管疾患の診断はSK C&C社が、脳神経疾患の診断はNeurophet社がそれぞれ強みを持っている。今回のパートナーシップを通じて、脳疾患の診断精度をさらに高めるという判断だ。
両社はまず、各社のAIソリューション製品を一つにまとめた「脳疾患の医療AIトータルサービス」を公開する予定だ。
脳卒中においてはSK C&C社の非造影CT(非造影コンピュータ断層撮影)基盤の脳出血診断ソリューション「メディカル・インサイト・プラス((MEDICAL INSIGHT+) ・非造影CT基盤の脳梗塞診断ソリューション・ CT血管造影検査 (CTA)基盤の脳動脈瘤診断ソリューションに開発中のNeurophet社の脳卒中診断AIを連携する。
Neurophet社はPET (陽電子放出断層撮影)とMRI(磁気共鳴画像)を結合されて認知症のバイオマーカーを定量分析するPET画像自動分析ソフトウェア「Neurophet SCALE PET」・ 経頭蓋磁気刺激治療機器「Neurophet Innk」・脳画像治療計画ソフトウェア「Neurophet tES LAB」などを脳疾患医療AIトータルサービスに適用する。
両社が確保したユーザーチャンネルをはじめ、国内外で共同に営業やマーケティングに注力する方針だ。SK C&C社はソウル、京畿、仁川、 大邱などを含め、全国各地域の主要総合病院級30ヶ所以上の医療機関へ「メディカル・インサイト・プラス脳出血」ソリューションを提供している。また、 江原道平昌郡、全羅北道武州郡、慶尚北道蔚陵郡保健医療院など公共医療機関にも導入し、医療機能が脆弱な地域にも救急医療を支援している。Neurophetも、複数の総合病院を確保しているだけでなく、脳神経疾患分野で著名な核心オピニオンリーダーを顧問として迎え入れるなどグローバルへの進出に拍車をかけている。
Neurophet社のビン・ジュンギル代表は「脳血管疾患の診断に強みを持つSK C&C社と共同で脳疾患AI医療トータルソリューションサービスを公開することになり、今後、両社間のシナジーが非常に大きくなると期待している」とし「国内外の医療現場で両社のソリューションが普及され、広く使われるように共同営業やマーケティングに最善を尽くす計画」と述べた。
SK C&C社のヘルスケアのユン・ドンジュングループ長は「一刻を争う医療現場で精度の高い医療AI診断ソリューションに対するニーズが日々高まっている」とし「脳血管疾患と神経疾患を網羅し、診断から治療まで支援する脳疾患医療AIトータルサービスを通じて、医療現場に役に立つように努力する」と述べた。
※本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」又は下記の連絡先へご連絡お願い致します。