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Neurophet社、READYCURE社とアルツハイマー病向けの業務協約を締結

作成者: Team|Feb 5, 2024 2:48:15 AM

 

 

2024年2月5日

「Neurophet AQUA」を活用し、アルツハイマー型認知症の治療過程で必要な脳映像の分析を支援

 

脳疾患映像のAIソリューション専門企業のNeurophet(ニューロフェット)社は、認知症専用デジタルX線治療システムの開発企業のREADYCURE(レディーキュア)社と、アルツハイマー病の治療関連の業務交流及びプロジェクトを遂行するための業務協約締結を2月5日発表。

 

<写真:READYCURE社の代表取締役のジョン・ウォンギュ氏(左)、Neurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏(右)>

 

今回の協約により、Neurophet社はREADYCURE社が生産・販売を予定している認知症治療医療機器「HELAXON(ヘラックソン)」の開発に参加する。Neurophet社の脳神経退化の映像分析ソフトウェア「Neurophet AQUA(ニューロフェット・アクア)」にて、READYCURE社が提供する臨床データなどを活用してアルツハイマー型認知症の治療過程で必要な脳映像の分析を支援する予定である。

READYCURE社はこれを基に認知症治療に最適化したソフトウェアを開発して、HELAXONに一つのバンドルとして搭載することになる。

 

Neurophet社はAI基盤でアルツハイマー病患者の脳MRIから発見される非正常的な脳委縮及び血管退化による白質変性を分析するNeurophet AQUAを開発した。Neurophet AQUAは最近アルツハイマー病の治療薬の市場が開いたことで注目されている、アルツハイマー病の診断及び治療の予後観察分野でも重要な役割を果たすと期待されている。

READYCURE社は、 江東慶熙(カンドンキョンヒ)大學校病院の放射線腫瘍学科の主任教授であるジョン・ウォンギュ氏が設立した企業で、デジタルX線を利用してアルツハイマー病の治療法を開発するバイオスタートアップ企業である。アルツハイマー病の治療分野で、副作用などの薬物治療の限界を極服するためにデジタルX線を活用した新しい認知症治療法を提示する。現状進めている臨床研究からは認知機能関連の有意味な成果が出ている。

一般的な認知症治療が、認知症の原因たんぱく質として知られているアミロイドβとタウたんぱく質を除去することに重点を置くのであれば、今回の共同プロジェクトではREADYCURE社が開発しているデジタルX線にて脳内の免疫細胞の一つであるミクログリアの形質を変換して治療する方式で進められる。

 

READYCURE社の代表取締役のジョン・ウォンギュ氏は「今回のNeurophet社との協約により、認知症向けの新しいパラダイムの非薬物治療技術が開発されると期待している」とし、「今回の研究開発は難病である認知症を糖尿病や高血圧のような「管理可能な疾患」に切り替えるころに寄与する」と述べた。

Neurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏は「最近、アルツハイマー病の治療市場が大きくなったことにより、脳の映像分析を活用した診断及び治療処方モニタリングの重要性が浮上している」とし、「READYCURE社が提示する新しい認知症治療技術の研究に、当社の独歩的な脳映像分析技術を融合して、優秀な成果を創ることができると期待する」と強調した。




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ソース:韓国『医学新聞』http://www.bosa.co.kr/news/articleView.html?idxno=2216063