SevenPointOne社、認知症の早期診断AIソリューション「AlzWIN」が米国FDAに登録
2024年11月4日
AI(人工知能)基盤のヘルスケアソリューション企業のSevenPointOne社は、自社開発した認知症の早期診断ソリューションである「AlzWIN(アルツウィン)」が米国のFDA登録を完了して、グローバル使用への進出を本格化することになったと明らかにした。
ただ1分だけの音声データの分析により、認知症の高リスク群を選別するAI基盤システム「AlzWIN」は、認知低下群の選別のための2等級医療機器として、今回のFDA登録により世界市場で高い信頼度と競争力を確保するようになった。
SevenPointOne社は、多数のグローバル進出プログラムで優秀な成績として選定され、米国だけではなく日本、欧州などでも海外進出の基盤を強化している。今年7月には、ソウルバイオハブが開催した「ソウル-ロシュダイアグノスティックスのスタートアップ・スプリント・デモデー」でも優勝して、多様な海外市場への拡張可能性を広げた。又、ソウルバイオハブーバーゼル大学校(スイス)のイノベーションプログラムを通じて、欧州への進出可能性も確認した。現状は米国のオハイオ州とワシントン州で現地の医療財団などの様々な期間とパートナシップを結んで試験事業を進めていて、日本の大型ヘルスケア企業から数十億円の年間LOIを受けて現地進出を議論しているなど、日本市場への進出も順調。
韓国京畿道内でスマート認知検査システムとして導入されたAlzWINは、2024年8月まで約8,000人の認知症高リスク群を早期に発見する成果をあげて、全州市でも700人の認知症高リスク群を選別して、適切な時点で当該地域の認知症安心センターへの登録・管理手続きに突入するよう助けている。
他にも、高齢層だけでなく、認知症に対して不安を感じる多様な年齢層が接近しやすいシステムにて、認知症に対する恐怖と検査に対する負担を減らすことに寄与している。又、日常で早く活用できる簡便な検査方式であるため、使用者たちが定期的な認知健康チェックを通じて認知症予防への自信を持つように助ける。
同社の代表取締役のイ・ヒョンジュン氏は、「全世界的な高齢化により、認知症の人口増加は今後30年以上絶え間なく増加すると予見されている社会的問題で、これを緩和するための初めの一歩は、適切な時期に認知機能評価を進めて、医療スタッフの助けを受けることである」とし、「特に、現代社会に蔓延した憂鬱、ストレス、不規則な生活習慣などの認知症の誘発ができる様々の要因が増加しているため、前社会の関心が必要である」と述べた。
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ソース:韓国『Money Today』https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2024110409434915770
