Neurophet社、建国大病院と脳疾患の映像基盤研究協力MOU締結
2024年1月2日

<建国大病院長のユ・クァンハ氏(左)とNeurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏(右)>
脳疾患向け映像人工知能(AI)ソリューション専門企業のNeurophet(ニューロフェット)社が、建国(コングク)大学校病院と業務協約(MOU)を締結したと1月2日に発表した。
今回の業務協約により、Neurophet社と建国大学校病院は脳疾患の映像基盤の診断分析技術の研究を活性化する。デジタルヘルスケア関連技術の研究開発及び、国内外のネットワーク構築のための相互協力体制を組成する計画である。特に、最近市販されたアルツハイマー治療薬関連で脳の映像分析分野に対する研究開発を重点的に進める。
Neurophet社は人工知能技術に基づいて、脳疾患の「診断・治療ガイド・治療」という全周期にわたる脳映像の分析ソリューションを研究開発する専門企業である。脳映像分析の注力製品として、脳神経の退化映像分析ソフトウェア「ニューロフェット・アクア(Neurophet AQUA)」と、PET映像の自動分析ソフトウェアの「ニューロフェット・スケールペット(Neurophet SCALE PET)がある。
特にNeurophet社は、最近独歩的な脳映像分析技術をより高度化させ、「レケンビ」などのアルツハイマー治療薬の処方とモニタリングに活用できる、アルツハイマー治療薬関連トータルソリューション製品を開発している。
また、建国大学校病院の放射線医学科は、アルツハイマー認知症の診断分野で、放射線医学系の中核的な研究陣を保有している。最近はアルツハイマー型認知症の新しい早期診断MR映像マーカーの開発研究で、去年「国家研究開発優秀成果100選」及び、「保険医療研究開発(R&D)優秀成果30選」に選定されるなど、アルツハイマーの診断や治療のための研究成果を披露している。
建国大病院長のユ・クァンハ氏は、「建国大病院の優秀な医療スタッフと良質のデータを、専門企業との協力を通じて実質的な技術として置換できる」とし、「特に難病と思われるアルツハイマーの診断や治療において、革新的な研究成果を得ることを希望する」と述べた。
Neurophet社の代表取締役のビン・ジュンギル氏は、「アルツハイマー型認知症分野の最高水準の研究陣とともに共同研究を進め、諮問を受けれるようになって嬉しい」とし、「今後建国大学校病院との積極的な研究協力を通じてアルツハイマー型認知症の分野で有意味な研究開発成果を出せるように努力していく」と強調した。
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ソース:韓国『NEWSIS』https://www.newsis.com/view/?id=NISX20240102_0002577571&cID=10403&pID=15000