Coreline Soft社、オーストラリアの遠隔読影企業と「AVIEW LCS」の供給契約
2025年9月11日
オーストラリアの「Nepean Diagnostics」への導入に続いて、「Lungscreen」まで…オーストラリア向けの橋頭保を確保

Coreline Soft社は、グローバル遠隔読影専門企業である「Lungscreen」社と、自社の人工知能(AI)ソフトウェア「AVIEW LCS」の供給契約を締結したことを9月10日発表した。
今回の契約は、Coreline Soft社のAI基盤肺疾患診断ソフトウェアの使用件数により売り上げが増加する構造。同社としてはLungscreen社が大規模CT(コンピュータ断層撮影)を実施していることだけではなく、CTの件数も拡大しているため、新規契約のよる収益増加を期待している。
Coreline Soft社は、Lungscreen社との契約を通じて、肺結節の追跡管理、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などにAI技術適用範囲を拡張し、グローバルパートナーシップに基づいて遠隔読影市場への進出を強化する計画。去年はイギリスの遠隔読影専門企業である「DMC Healthcare」社に続いて、今年あたまはヨーロッパの遠隔読影専門企業である「XCoorp」社とも自社AIソフトウェアの供給契約を締結したことがある。
Lungscreen社は最近始まったオーストラリアの国家肺がん検診プログラム(NLSCP)に参与している。オーストラリア内の約290カ所の画像センターと契約を結んで読影サービスを提供し、自社ネットワークを基に大規模の地域センター画像資料を読影している。Coreline Soft社は、Lungscreen社が保有したネットワークと自社AIソフトウェアを結合して、単純な読影補助を乗り越えて、包括的な肺疾患管理プラットフォームとして高度化する計画。
Coreline Soft社の代表取締役のキム・ジングック氏は、「Lungscreen社が広範囲の国家健診読影ネットワークを保有しているため、今後海外市場の攻略のための戦略的なパートナになれる」とし、「今回の契約を起点として海外の国家健診読影ネットワークと当社のAI技術を結合して、国家単位の検診市場への進入を加速化し、グローバル遠隔読影市場への進出を拡大していく」と述べた。
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ソース:韓国『MediGateNews』https://www.medigatenews.com/news/1525511078