2026年6月26日
米国サンディエゴで開催されたBIO USA現場で、アルツハイマー病の治療薬市場の拡大とともに画像バイオマーカー技術に対するグローバル製薬企業の関心が高い。
特にNeurophet社は、すでに共同研究を進めてきたグローバルビッグファーマと追加プロジェクトを進めながら事業化に速度を出しているため、注目されている。Neurophet社は今年下半期の新規契約を足掛かりにして来年の事業化と営業の黒字転換を達成し、磁気共鳴画像(MRI)と陽電子放出断層撮影(PET)を纏める統合ソリューションを前面に出してグローバル市場の攻略を本格化する構想。
Neurophet社の事業開発総括(CBO)のムン・ヨンジュン氏が23日(現地時間)、BIO USA現場でインタビュー中。
ビッグファーマとの共同研究論文を発表…下半期の追加契約も期待
Neurophet社の事業開発総括(CBO)のムン・ヨンジュン氏は、23日(現地時間)バイオインターナショナルコンベンション(BIO USA)現場で本紙と会って、「すでに共同研究を進めているグローバルビッグファーマと新しい画像基盤プロジェクトを議論している」とし、「今年下半期中に追加研究契約を締結する可能性がある。来年は事業化契約まで繋がれると期待している」と述べた。
Neurophet社は現状グローバルビッグファーマと研究協力(PoC)契約を基にアルツハイマー病の画像バイオマーカーの共同研究を進めている。単純な技術検証を越えて相手会社のデータを活用した共同開発の意味まで含まれている、との説明。
特にあるグローバル製薬企業とは今年下半期に共同論文の発表も予定されている。ムンCBOは「成果検証の結果を両社共同著者として論文化することに合意した。ピアレビューのジャーナル掲載自体が技術力を立証するレファレンスになる」とし、「従来のプロジェクト以外にも新しい画像基盤のプロジェクトを協議している。他のグローバル企業との新規議論も始めたので、下半期に意味ある契約が出れるように進めている。」と強調した。
Neurophet社は来年の事業化と営業黒字転換に対する自信も示した。ムンCBOは「グローバルビッグファーマとの契約はライセンスアウトのように一時金中心ではなく、共同開発や共同販売など様々な形になれる」とし、「契約の構造によって売り上げ規模は変われる。しかし、来年から実際の売り上げが発生することが最も重要」と述べた。
黒字転換の核心動力としては△グローバルビッグファーマ事業化 △米国直接営業の拡大 △臨床試験画像分析(CRO)事業 △革新医療技術基盤製品の拡散を挙げた。
彼は「米国支社を設立し現地の人力を確保して営業を進めていて、今年下半期から成果が表れると期待している。CRO事業はプロジェクトの規模が大きくて実績への寄与度が相当になる」とし、「革新医療技術事業も来年から意味あるキャッシュカウ(金のなる木)の役割をすると見込んでいる」と述べた。
アルツハイマー病治療薬の時代に最大の恩恵を期待
レケンビとケサンラなどのアルツハイマー病治療薬の拡散もNeurophet社には新しい成長の機会として作用する見込み。ムンCBOは「治療薬の処方の前はアミロイドPET定量分析が重要である。処方の後はアミロイド関連画像異常(ARIA)を確認するために少なくとも4~5回MRIを撮影して比較分析しなければならない。」とし、「放射線科専門医がこれを全部手作業で読影することが負担が大きいため、AI基盤画像分析に対する需要が急激に増えている」と説明した。
続いて「Neurophetのソリューションは処方の適格性の判断から治療効果の分析、副作用のモニタリングまでの全サイクルのサポートが出来るため、市場拡大に直接的に恩恵を受けることが期待される」と述べた。
Neurophet社が最も自信ある競争力はMRIとPETを統合分析するマルチモーダルプラットフォーム。アルツハイマー病の治療過程ではMRIとPETの両方を活用しなければならない。Neurophet社は一つのソリューションでアミロイドPET定量分析とMRI基盤ARIA分析、長期追跡観察まで提供することが差別化した競争力として挙げられる。処方の決定から安全性・効能評価まで全サイクルのカバーが出来る、とムンCBOは説明した。
彼は「ARIA分析ソリューションで米国食品医薬品局(FDA)の認証を受けたグローバル企業は一部あるが、殆どがMRI中心になっている」とし、「PET分析まで結合したマルチモーダルプラットフォームは、グローバル市場でも差別化した競争力を持っている」と述べた。
医療AI業界ではNeurophet社の主な海外競合としてベルギーのAI脳画像分析企業アイコメトリクス(icometrix)社と米国のコーテックスAI(Cortechs.ai)社を挙げている。両社とも、MRI基盤の脳画像の定量分析とアルツハイマー病の治療過程で発生することがあるARIA(アミロイド関連画像異常)のモニタリング技術を前面に出して市場を攻略している。
反面、Neurophet社はMRI分析は勿論PET基盤アミロイド定量分析まで一つのプラットフォームで提供して、患者の選別、治療効果の評価、安全性のモニタリングを纏めた統合ソリューションを具現したことから差別化される。特に、主要海外競合がMRI中心のソリューションに集中していることとは違って、PETとMRIを結合したマルチモーダルのアプローチ方式を提供してアルツハイマー病の診断と治療の全サイクルをサポートできることが競争優位として評価される。
海外市場の攻略も加速化する見込み。米国は現地法人と直接営業組織を基に市場を拡大し、日本と東南アジアでは現地のパートナーとの協力を強化する計画。ムンDBOは「現状米国で強力なパートナーとの契約を控えていて、日本とシンガポールなどでも事業を積極的に拡大している。」とし、「今年下半期と来年はNeurophetが研究中心の企業からグローバル事業化企業として跳躍する重要なターニングポイントになる」と述べた。
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ソース:韓国『EDAILY』https://www.edaily.co.kr/News/Read?newsId=02683046645485656&mediaCodeNo=257&OutLnkChk=Y